国保の問題で区民に冷たい答弁

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11月30日から区議会第4回定例会が始まっています。
12月2日には米沢区議が区議団を代表して一般質問を行いました。その中で国民健康保険(国保)の問題を取り上げました。
現在練馬区では、保険証の取り上げ(=資格証の発行)は5261世帯(2011年7月時点)と23区でもトップクラスになっており、滞納による差し押さえも3年前の2倍に増えています。
この問題の根本原因は国の悪政による貧困の増大と高い保険料にありますが、この点を考慮せず、一方的で機械的な保険証の取り上げを行っているのです。
ある男性の場合、震災による不況で滞納していましたが、区と分納について相談している最中に差し押さえの通知が送られてきました。この点を区に問いただすと、財産形成を図っていると分かった場合は相談中であっても差し押さえを行うとはっきりと述べたのです。本当にひどいと思います。
厳しい取り立てを行っても、根本的原因が解決されないかぎり、収納率はあがりません。
こういった区の姿勢を正し、保険料の引き下げなど、区民の立場にたった対応をするよう求めていきたいと思います。
公式サイトhttp://www.shimada-taku.com/もご覧ください

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