6.12自衛隊レンジャー市街地歩行訓練

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 みなさんお久しぶりです。更新していなくてすいませんでした。
 さて来週の6月12日(火)午前8時半から正午にかけて陸上自衛隊がレンジャー訓練の一環として市街地歩行訓練を行うことが明らかになりました。新聞やビラなどでご存じの方も多いと思います。
 これは、荒川戸田緑地に大型ヘリから降り立ち、練馬駐屯地までの約6.8キロを行進するというものです。 コースには小中学校や工場が点在し、駅前や交差点など人通りの多い場所を通ることになっていて、区民の生活が脅かされかねません。
 この間、防衛省や練馬区、警察署に申し入れや聞き取りを住民の人たちと一緒に行ってきました。その中で防衛省は、災害派遣のためにも今回の訓練は必要と説明しています。そうであるなら、顔面に迷彩塗装をほどこし、銃剣や小銃を携帯する理由がどこにあるのでしょうか。
 「それぐらいいじゃないか…」という人もいるかもしれませんね。しかし、レンジャー訓練は、ただの訓練ではありません。もともと少数精鋭で敵地に潜入し、拠点を攻撃し、離脱することを任務としている特殊部隊であり、訓練も脱落者や死人が出るほ過酷なものです。極度の空腹と睡魔に襲われ、何が起こるかわかりません。実際、愛知では、歩行中に隊員が発狂しながら列を飛び出し、それに対し上官が激しく叱責するという場面も目撃されています。こんなことが市街地で起こったら…
 多くの人たちの批判を前に防衛省はコースの変更を余儀なくされました。これを力に訓練自体を中止するように追い込んでいきましょう。
公式サイトhttp://www.shimada-taku.com/もご覧ください

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