6月25日(月)から2週間、女川ガレキを光が丘清掃工場で受け入れることが決まりました。
今回の受け入れは、一日平均20トン、全ゴミ量の10%の割合で混ぜ合わせ、24時間焼却を行います。
この件については、復興のために受け入れるべきだと考えている方がいる一方で、放射能の問題から不安を抱いている方も沢山います。
ですからまず大切なことは、正確な情報を区民にしっかり周知することです。区および清掃工場を運営している東京23区清掃一部事務組合は、受け入れ前から受け入れ期間中、および受け入れ後の敷地内における放射線の測定を5か所を毎日測定し、それを区のホームページで公開するとしていますが、測定の高さは地上から1メートルとしており、区が行っている空間線量地上5センチよりあまいものです。
光が丘清掃工場の運営協議会において改善を求めましたが、国の基準や他の清掃工場との統一性の観点から受け入れられませんでした。
清掃工場の煙突の高さから考えると排気は広く拡散され、敷地内に落ちることは考えにくいのですが、雨が降った場合はわかりません。また多くの方が不安を抱いているのですから、しっかりとしたデータを示すことが重要です。
23区一部事務組合では、ガレキの受け入れについて、8月までに23区のすべての清掃工場を一巡し、年度末まで受け入れを行うとしています。次回の受け入れ時には、少なくとも放射線の測定方法について改善してほしいと思います。
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By shimada