ゆるせない今の教育

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議会傍聴にいってきました。
内容は練馬区の教育予算についての質問でした。
共産党からは有馬区議が発言し、教員の深刻な長時間労働の改善を区に強く要望しました。
いま教員の多くは過労死レベルにおかれています。
驚いたのは他党の議員の質問です。
いま練馬区では学校選択制が取り入れられ、学校間の競争が激化していますが、
この流れを助長する形で学力テストの結果を学校ごとに公表しろと区にせまり、
学校の管理についても、校長の権限を人事権まで拡大し、管理・統制を強めろとけしかけました。
教育のことを何もわかっておらず、ゆるせない発言です。
その夜に教職員後援会の集まりがあり、参加しましたが、そこでは現場の深刻な状況が多く語られました。
それは今までの想像を絶するものでした。教育がここまで政治の影響をうけ、荒廃しているとは思いませんでした。
例えばこうです…今までは卒業式では車椅子にのっているカラダの不自由な子どもは壇上の下で卒業証書をもらっていましたが、今は国旗が壇上あるので、都立の学校ではわざわざ上に上げなくてはなりません。
小中一貫工校化を一方的に決められ、その対象になっている学校の校長がそのことについて教育委員会に意見を言ったところ、有無を言わさずすぐに他の学校に飛ばされてしまいました。
ここまでくるともう現場の努力だけでは限界があります。やはり政治そのものを変えなければならないと思いました。
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