第3回定例会で駅の2ルート目のエレベーター設置を求める

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第3回定例会が10月12日に終わりました。3定は決算議会で、前年度のお金の使い方を検証する一方、来年度の予算に向けて区民の要求を反映させていく場でもあります。そのために決算特別委員会を開催し、決算の項目ごとに審議が行われました。
私は、都市整備費・土木費を担当し、そのなかで、光が丘駅を含む区内の2ルート目のエレベーター設置についてとみどりバスの増便を求めて質問しました。
まず駅のエレベーターの問題です。現在区内にある駅ではすでに1ルート目のエレベーターは設置され、今後は2ルート目が大きな課題になります。区も答弁のなかで、このことを認めました。
ところがバリアフリー新法において1ルート以上のエレベーターの確保を謳っているものの、国の補助は1ルート目までしかありません。そこで、区に、国や東京都、鉄道事業者への働きかけを強めるとともに、区の財政的な援助も含めて推進するよう求めました。
区は、働きかけをひきつづき続けていくとしていますが、駅のバリアフリー化は鉄道事業者が主体で行うべきと消極的な対応に終始しました。
しかし、バリアフリー新法ができた背景は何か。それは事業者任せにせず、国や自治体がバリアフリー化を進めていくことにあります。区も福祉のまちづくり総合計画や長期計画のなかで、駅のさらなるバリアフリー化の推進を謳っています。実際、駅のバリアフリー化については、江古田駅や石神井公園駅などのまちづくりと一体の大規模な改築時において、財政支援も行っています。
ぜひ既存駅についても、区が財政支援も含め、積極的推進するよう、ひきつづき求めていきたいと思います。
みどりバスは次につづく…

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