就活シンポ

>

昨日は、就活シンポに参加しました。
シンポには、3人のパネリストが発言し、今の就活についてや企業の現状などが報告されました。
中小企業同友会の平田さんからは企業の性格をたとえ話を使ってこう説明されました「大企業は肉食動物で、その土地のものをとって食べ、食べ物がなくなると他の場所に移っていく。それに対して中小企業は植物でその土地にしっかり根付いて、土地を豊かにしていく」なるほどと思いました。40歳代の出産後の女性の就職率も中小企業の方が多いとのことです。
そもそもの今の就職難は採用数が極端に少ないことに原因があります。採用のやり方についても、とくに大企業はエントリーシートの段階で大学名だけで多くの学生を機械的に切り捨てて、学業を無視した面接を繰り返すなどひどい状況があります。
就職活動の早期化の問題では経団連が2009年に改定した企業の倫理憲章では「学業に専念するための時間を確保するために、就職活動の早期化を自粛する」ことをうたっていますが、1社だけでは不可能な状態です。「だから政治の力が必要なんです」とパネリストの一人、日本共産党の笠井亮衆議院議員が力説されました。
僕自身は、とくに大企業の人たちに若い人たちを育てるという観点で見てほしい思いました。今のように就職できない学生を自己責任に貶める社会は大きな視野でみるとマイナスだと思います。
ぜひ公式サイトhttp://www.shimada-taku.com/もご覧ください
101205_151014.jpg

By